WIND OF MOON

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アニメ【NARUTO】第492話感想

■第492話「ミフネVS半蔵」2012年8月2日放送
脚本/千葉克彦 絵コンテ/阿部記之 演出/富永恒雄 作画監督/阿部弘樹 Shin Min Seop Lee Boo Hee

若かりし頃敗れたかつての敵・半蔵。
月日は流れ、穢土転生した半蔵とミフネは再び相見えた!

ミフネが半蔵に負けたのは、まだ名も知られていない頃ですが、負けたミフネに敵ながら信念を感じた半蔵は、信念を貫き通す事の難しさをその後のミフネの生き様で確かめようと、止めは刺さずに逃した経緯がありました。
だが時の流れと共に半蔵の信念は曲がり、勢力を伸ばしつつあった弥彦に脅威を感じて騙し討ちにしてしまう。保身をはかった半蔵は、皮肉にもペインとなって甦った弥彦に殺されてしまった…

大名を守る忍とは異なり、侍にはもう忠を尽くす主はないという。
侍であるミフネが忍連合に加担するのは、忍に与する事だと半蔵は考えているようです。ですがミフネはかつてより『和』に忠誠を誓っているのであり、忍の配下として戦っている訳ではないのです。

ミフネの『和』も、かつての半蔵の『和』も元は同じ考えだった筈。
かつて二人は忍と侍という立場の違いをも超えた同じ理想から平和を目指していた筈。
死して名前を残す名誉より、命と引き換えても仲間を守る事で『和』を願ったミフネに半蔵は心を打たれた筈。
結果命拾いしたミフネは『和』の為に生き続けていますが(『中立』もミフネの目指す『和』の遂行には必要な事だったのでしょう)、半蔵は戦いに明け暮れた事で疲弊してしまったのか、目が曇ってしまった様です。だからミフネの事も覚えていなかったのかもしれません。

ミフネにとって刀こそ人であるというのは、その太刀筋から見て分かる様に『和』を求める信念に曇りがありません。

ミフネにとって名刀・黒澤はいうなれば木ノ葉の『火の意志』と同じ。

刀は道具に過ぎないという半蔵は見解の違いから、ミフネの真意が伝わっていません。

「研ぎ続けた刀は名刀となり受け継がれ残ってい」き、
「信念を貫き身を削り(仲間を守り和を保つ事)、己を磨き続けた人は、英雄となり語り継がれ残っていく」。

戦いに明け暮れて死んだ後は何も残らないと考える半蔵と違い、真っ直ぐな信念を貫いた者は死んでもその名は語り継がれるというのがミフネの『悟り』なのでしょう。

ミフネの一太刀で、半蔵は目が覚めた(って一旦は死んだのですが)。
忍である半蔵が切腹とは、信念を貫いたミフネに敬意を表したって事でしょうか。

ペインに殺された不名誉な死と違い(だから墓が無いのでしょう)、ミフネに封印された今回で名誉挽回になった気がします。
名誉ある死を遂げた半蔵は、今度はちゃんと墓に埋葬される事でしょう。


ところで。
口寄せ山椒魚の名前『イブセ』は井伏鱒二から取ったのですよね。井伏鱒二の小説に【山椒魚】というのがあるので。
そして侍・ミフネは、黒澤明監督の【七人の侍】からで、名刀の名前が黒澤というのも小ネタですね。
そんな小ネタの方に反応してしまった今回でした(^^;)
いや、いい話なんですよ!
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