WIND OF MOON

アニメ、漫画(たまにドラマや音楽)の感想・雑感を気の向くままに綴っています。
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No  282

アニメ【NARUTO】361話感想

■361話「因縁」2009年12月24日放送
脚本/宮田由佳 絵コンテ/久城りおん 演出/渡部周 作画監督/堀越久美子
(久城さん担当の回なのに、珍しく大坪さんとのコンビじゃない)

イタチ亡き後語られる真実(2010年WJ05・06合併号でイタチが出て来て何だかアニメと微妙にリンク?!)。

イタチが死んでから、イタチにとってとにかくサスケが第一だったと聞かされても、サスケが直ぐには信じられないというのは分かる。
何故なら自分の幸せは過去にあると言い聞かせ、優しかった兄もそこに封印し生きて来たのだから。
そう思い込まなくては自分を保てなかっただろうし。
悲願であった兄を倒したが、それもすべてイタチによって仕組まれたものだと知るサスケの心中はどんなものだったのか。

マダラから語られるイタチの真実に反論するも、投げかける言葉は、マダラに対してというよりむしろ自分を肯定する為の単なるいいきかせに過ぎない。というのもそこに表情(目)はなく、ただマダラから伝えられる真実を打ち消そうとする手段(口元のアップ)の様にしか見えないから。

                   ― 閑話休題 ―

                  キミの為なら死ねる
                              
                                                 とか
                   キミを守る
                              
                                                 とか。

常々、私はこんなセリフを吐く登場人物の出るお話はチープだと思っている(『君の為なら死ねる』と言っていいのは石清水弘だけだ!)。
そんなセリフを吐かれて盾になられて挙句の果て死んでしまったら、守られた側はどうなるのか。
自分の為に死なれて悲しいだけじゃないのか。
恨みが残るだけなんじゃないのか。
敵に挑む前にこんなセリフ吐いて盾になるなんて、そんなの一種の自己陶酔じゃないか。
真の自己犠牲とは、守りたい相手に『オレは(私は)あなたを守って死ぬことは本望だ』なんて、相手に悟られずにするものじゃないのか。

何が言いたいのかというと、
生前イタチは憎まれる者としてその一切を引き受け、弟の為に騙し続けて真実を告げずに死んでいった。
盾となる事をその人を思えばこそ伝えない英断。なかなかできることではないけれど。
結局はマダラによって真実はサスケに伝えられてしまったけれど。

サスケがイタチを討った事で得たものは、
1.一族の仇討

イタチがサスケに討たれた事でイタチが授けたものは、
1.一族の仇を討ったヒーロー → 里へ帰れる
1.大蛇丸からの解放
1.呪印からの解放
1.万華鏡写輪眼開眼
1.天照

殺そうと思えばとっくに殺していたというくらい、イタチはサスケがどう出てくるか計算済みだったというが、確かに天照を発動した時もサスケ本体ではなく羽(掌)を狙っていた。
「出るものが出た」とは大蛇丸を指していたしで納得が行く。

イタチが暗部に配属になってから二人の時間は殆どなくなり、常に「また今度」と言ってサスケをかわしてきたけれど、最後の最期で「これで最後だ」と笑うイタチが悲しくも切ない。もう自分の命が燃え尽きるというのに、それでも最愛の弟を思い遣って笑って死んで行くなんて…

その思い込みが正しいなんて、
現実と思っていたものが実は幻だったなんて、
何が正しくて何が幻なのか、
実際、『本当の思い』なんてその人しか分からない事なんか多々あるし、真実が闇に葬られたり、心の中にそっとしまって墓場まで持って行く人だっているのだ。

波打ち際に立って、優しかったイタチを思うサスケ。
思い起こせばイタチはサスケにずっと前から自分の存在理由を語っていた。
イタチとサスケは唯一無二の兄弟で、憎まれようと疎まれようと越えるべき壁としてイタチは存在する。それが兄貴というものだと。

声を殺して涙を流し、唇を震わせるサスケ。
寄せる波が岩礁に砕け散る様はまるでサスケの悲しみを表しているかの様。
多分、サスケが涙を流すのを見るのは、一族惨殺の夜以来の様な気がします。
あの夜から感情を殺してきたのでしょう。
自分が何ひとつ兄を見抜けなかった事への悔しさや兄を悼む悲しさ。
ひとしきり泣いた後、彼の今後を象徴するかの様に鷹が空高く飛び立ちます。

決心したサスケの顔から涙は消え、代わりに新たな目が海原の先を見据えていました。
大蛇丸のしがらみから解き放たれ、これからは大空へ羽ばたく鷹になるかの如く。
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