WIND OF MOON

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2009年劇場版【NARUTO】火の意志を継ぐ者 感想

劇場版 【NARUTO疾風伝】火の意志を継ぐ者
脚本/武上純希 
絵コンテ/むらた雅彦 横山彰利 熊谷雅晃 増田俊彦 にいどめとしや
総作画監督/鈴木博文 清水義治 堀内博之 櫻井親良 金塚泰彦
演出/むらた雅彦 熊谷雅晃 濁川敦 小野田雄亮 宅野誠起
監督/むらた雅彦

劇場6作目となる本作品は、アニメ放映時の内容と日本での出来事がリンクし、『リアルタイム2009年夏』をとても感じさせてくれる内容となりました。多分後にこの作品を見る都度、「ああ、これは2009年の夏の作品だったな」と思い出させてくれることになるでしょう。

で、日本での出来事とは、皆既日食が観測されたことと大河ドラマ【天地人】が放映されている事。そのうち大河ドラマの方は直接内容がリンクされているわけではありませんが、最近の戦国武将・歴女ブームの流行りをスタッフが感じての事だろうなぁ、といった印象(笑)。

作品の方へ話題を戻しますが、
『火の意志を継ぐ者』というタイトルからして、非常に原作の根本を問うた内容となっています。
根本→思想。
シカマルの師アスマは、明日を担う子ども達の為に命懸けで戦った。
そのアスマの父三代目火影も同じ。
子どもたちを守るということは未来を守ること。

さて、今回の敵は元々は木ノ葉の忍者卑留呼。
自分の弱さに劣等感を持ち、仲間と共闘するよりも他人の能力を取り込み己個人を強くする道を選んだ忍です。

今回の作品はなかなか味わいが深く、原作とのリンクや、アニメ放映時とのリンク、日本での出来事とのリンクなど、これを『外側』とするのなら、
1.カカシ班結成当時のカカシの教えと戦場のボーイズライフでのオビトの言葉
2.新生カカシ班の鈴取り合戦と、歪んでしまった思い出の鈴
3.アスマの遺志とそれを受け継いだシカマルの意志
4.拳を交えたからこそナルトの気持ちが分かる我愛羅
など、これらは作品の『内側』のリンクと言えるでしょう。

結局は『自分は何の為に生きるのか』というのがテーマなわけですが、
敵に攻め込まれ最後の手段となったとき、安易な自己犠牲はさせない、というのがナルトの心情なんです。勿論カカシだって、綱手だって、亡くなってしまった三代目もアスマだってそうでしょう。
しかし子ども達は未来の希望ですから、その為に年長者は命を懸ける。そして守ってもらった者は犠牲になった人の命の重みを感じながら意志を受け継ぎ、次の世代へ伝授する。
でも、ナルトは犠牲になってしまった人を偲びながら生きていくのは悲しすぎると言いました。確かに自分が今生きているのは、大事な人の犠牲があってこそで、それを背負って生きていくのは辛い。
綱手も、里長としての立場上、辛い決断だったのです。
その辺りの事を、我愛羅役の石田彰さんがパンフレットで見事に語っていらっしゃいます。
『集団にとって正しい事と、個人にとって正しい事を天秤にかけるのは難しい』と。
ナルトは掟を破るのはクズだが、仲間を見棄てるのは更にクズだというカカシの教え通り、カカシを救出しに向かいます。
ただこの行動、卑留呼の最期に語りかけたカカシのセリフからも考えさせられたのですが、
ナルトにはかなりの実力があったからこそ、カカシの自己犠牲を食い止める事ができた、という事なのです。

信頼関係がある仲間と、力で服従させた集合体とは違う。
卑留呼は劣等感から仲間との繋がりを切ったところが、ナルトと違うベクトルに傾いていってしまった、という例。
劣等感という出発点は同じでも、ナルトは仲間との絆を作り、犠牲にさせない、仲間を救うという信念を貫く為に(本人にはあまり自覚症状はないみたいですが)、精神的にも忍術もとても強くなった。信念は曲げないだけならただのバカですが(^^;)、ナルトにはそれを貫く強い意志と術が伴っている。だからこそ、人はナルトに希望を見出し、信じて絆ができるのでしょう。

今回は敵側の卑留呼サイドはオリジナルキャラですが、木ノ葉側は原作キャラ。
サスケの代わりにサイを入れ、ナルトの同期生が勢揃い。術の見せどころもバッチリあって、お子様から、ストーリーの巧みさで大人まで楽しめる内容でした♪


ところで、
監督が、テレビアニメで原作にはない左近の臓物どぱーーー(ーー;)のむらたさんだったのでちょっと心配だったのですが、異形の描写があの程度で良かったです。

スタッフは殆どTVアニメスタッフで、絵も安定している上にTVで見慣れているせいか違和感も全くなし!


ところで、
●WJに書いてあった、ラストのあっと驚くものってナルトが火影になっている、ってことですか?
分からん(???)

●禁止された筈の風遁螺旋手裏剣、ナルトは使って大丈夫だったんでしょうか?
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