WIND OF MOON

アニメ、漫画(たまにドラマや音楽)の感想・雑感を気の向くままに綴っています。
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No  265

アニメ【NARUTO】343話感想

■343話「激突!」 2009年8月20日放送
脚本・絵コンテ・演出/黒津安明 作画監督/鈴木博文

原作も迫力はあるのですが、「色が付いて動いて音が出るとこうなるのね、アニメって素敵!!!」と今回も喜んでしまいました♪

◆デイダラを考えてみる◆
これはデイダラという一人の芸術家(自称)のプライドをかけた戦いなんです。
デイダラには直接、サスケに対しての恨みなんかありません。
憎むべくは大蛇丸に対してであり、その対象となる大蛇丸をサスケが葬ってしまった(でも、殺してやりたいほどの憎しみって何だったんでしょうか)。
そして、初めて(多分)デイダラに他者の能力として認めさせたイタチ。
デイダラにとってアートとは、作品を爆発させる事で昇華するということ。
その作品は単なる爆発物ではなく形状も大事で(どうせ爆発させるのにね ^^;)、2次元的なラインをデフォルメさせて3次元化するという、まぁ芸術家としてのこだわりがあるワケ。
でもそのこだわりは他者というか、デイダラを迎えに来た暁のメンバー、イタチやヒルコ、鬼鮫にとってはどうでもいいワケで、そのあたりヒルコの「ウザイな」というセリフによく表れています(^^;)。結局ゲージュツカなんて凡人には分かってもらえない、みたいナ!

一言でいえば、デイダラのサスケに対する好戦的な態度は逆恨み以外の何物でもナシ!

生きていさえすれば叶ったかもしれない大蛇丸殺しの野望。しかし対象者が死んで願いは永遠に叶わなくなってしまった。
そのやりきれない怒りの矛先がサスケへ向かった。
しかも、サスケはイタチの弟。ことごとく写輪眼とうちは兄弟に縁があるとしか思えない(つか、そういう因縁にしたのは岸本先生ですけれどねv)。

確かに写輪眼は血継限界なので、血筋でない者はその能力を移植でもしない限り手には入れられない。
自ら生み出した術で戦ってきたデイダラにとって、血継限界を持つイタチやサスケは「血統に恵まれただけ」であると思いたくなるのも分かります。
『術』を『作品』としてとらえるのならば、たとえ形として残さなくとも(というか、結局は爆発させてしまうので、デイダラの作品も形としては残らないんですけれど ^^;)、忍の術も広義の意味ではアートの対象に十分なりえると思います。

原作にはない、後光が差したイタチがデイダラより上段に立つ構図(ナイス!!!)。

写輪眼=『生まれた持った資質』に負け、思わず「美しい」と(これも原作にはない)感嘆し、イタチの存在そのものを称賛した結果になったデイダラ。
敗北ですね。
『自らが作り出した作品』ではなく『存在』によもやひれ伏す結果になろうとは、負けず嫌いのデイダラには絶対に認めたくはなかったのでしょう。
何故今まで何の関わりもなかったサスケに対してデイダラが執拗に狙うのか分かった回でした。
そして、それまでは感じなかった、イタチに対しても嫌悪と否定を抱いていたということが分かった回でもありました。

●デイダラの術、C2ドラゴンを出す前まではオリジナル。なんだか埴輪っぽい(^^;)。
F1000139.jpg


●「芸術は爆発だ」
岡本太郎御大の有名なセリフ。
芸術繋がりで、この他上のセリフも原作通りですが、アンディ・ウォーホール氏は故人なので「ポップは死んだ」、現在も活躍中という事で「オイラのはスーパーフラット(村上隆氏)」とデイダラに言わせたんでしょうねえ。存命か否かさておいても、デイダラの作品はシルク・スクリーンではないよ。


久しぶりの黒津&鈴木コンビ!

このゴールデン・コンビの回をとても楽しみにしているので、今回も嬉しかったです。
絵もこのコンビの回はすぐに分かります。今回は序盤のサスケの写輪眼で分かっちゃったもんネ(^^)
今回のサスケがデイダラに投げた大型の手裏剣のスピード感。
F1000140.jpg


そして、原作ではなかったイタチとデイダラの能力の位置関係。
F1000142.jpg
これはアナログ放送だったらイタチとデイダラがカットされているのかも???
画面を写メしたので、映りが悪いですm(_ _)m


後光が差して、まるで仏の様なイタチの描写。
F1000141.jpg

アニメならではの美しい表現でした!!!
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No  264

アニメ【NARUTO】感想

■342話「探索」2009年8月13日放送
脚本/宮田由佳 絵コンテ・演出/木村寛 作画監督/徳倉栄一

ビスケに突っ込まれたサクラ。
「皆がサスケが帰って来るのを待っている」
と伝えたいなんて、そう思っているのは『皆』ではなく、『サクラ』自身と、サスケを好きなサクラが好きな『ナルト』だけだと思う。あとの里の忍はナルトの諦めないド根性がどこまでサスケに通じるか、不可能なものを可能にできるのか見届けたいだけなんだと思います。

・ナルト(九尾)を狙う暁
・暁(イタチ)を狙うサスケ
・サスケを追うナルト


この三つ巴に、
・サスケとナルト(+カカシ)を狙うデイダラ  
そして、予想ガイ(古)な、
・大蛇丸の細胞を移植したカブト!!!

なんだかくんずほくれつの予感。
否(^^;)、何かとてつもなく大きなものが一ところに引き寄せているんですね。

岸本先生の演出も素晴らしく、誰が誰を狙っているのか、場面の切り替わりでその瞬間では分からないスリル。
でもって、分からないと言えば、やっぱりなんといってもカブトの存在。
考えてみれば不憫な人です。
敵側に拾われたカブトは、自分の存在がとても曖昧なものと感じていたところ、大蛇丸に出会った。大蛇丸は寂しさにうまく入り込む才能があった為、カブトは心酔してしまった。大蛇丸の手口は君麻呂への接し方をみれば想像はつきます(そのあたり、アンコや紅蓮へなど、アニメオリジナルでは結構具体的に描いていました)。
蛇は再生の象徴、というところにもカブトには強い因縁を感じたのでしょう。
カブトは大蛇丸の細胞を取り込む事で大蛇丸との繋がりを保ち、精神的にも肉体的にも自己を強く保つ為にその力をコントロールしたいと願っている様ですが、ヒナタの白眼によるともう3割がた大蛇丸に支配されている状態です。自己の中の拮抗。果たしてカブトは大蛇丸の凄まじい浸食に抗う事ができるのでしょうか。

それから、カブトのプレゼントに何か意味があるとすれば、それは読者、視聴者へ向けてであり、カブトは十分その後の展開に関わる可能性があるというメッセージなんでしょう。
彼の標的はサスケであり、これは大蛇丸を倒した恨みでしょう。ナルトと戦う意味は、平たく言えば『力比べ』でしょうから、彼の戦う目的はサスケに対してとナルトに対してとは全く意味合いが違う。

それにしたって、これまで散々嫌な思いをさせられた大蛇丸側の人間であり、大蛇丸の側近中の側近のカブトに「感謝している」と言われたところで、ナルトにとっても何が何やらさっぱりでしょうね(^^;)。

今度カブトに会えるのはいつでしょうか。


ちょいと一言。
●虫使いだけに、ソリが合わないのを「虫が好かない」と例えるシノ。どこまでも虫本位な考え。でもうまい。

●女心をするどくついている感があるビスケ。忍犬にしておくのが惜しい!キミ、人間の心理を読んでいるネ♪
サクラがサスケを好きな事は自他共に認めるところでしょうよ!

●おまけコーナー、作りがうまい!!!
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No  263

アニメ【NARUTO】感想

■341話「動き出すものたち」2009年7月30日放送
脚本/宮田由佳 絵コンテ/高橋滋春 演出/松本マサユキ 作画監督/Lee,Boo-hee

今や暁も7人。補充したって追いつかないよ。
暁って誰でもなれる訳ではないみたいだから。
実態がその場になくとも、眼だけは色が着いているのが不思議です(^^;)。

昔の約束を守り続けるナルト。
どこまで意識的に作っているのか、はたまた偶然なのか、原作とリンクしていますよね!
生きて行く内に自分を取りまく環境は変わるもの。それに伴い、心も変化してしまうのは致し方ない事かもしれません。
原作で「サスケを救い、木ノ葉へ連れ帰る事はナルトにとっての呪印」とサイは言っていましたが、状況は悪化する一方なのに昔からの約束を貫こうとしている。
それがナルトにとってどんなに厳しく辛い事かナルト自身も分かっているのに。弟子が荊の道を歩くのを見過ごすのは師としても辛い自来也ですが、殆ど可能性がなくとも、一縷の望みがあるのならと突き進むナルトの姿そのものが希望となっているのも確か。バカ呼ばわりしようと、ナルトの気持ちは痛いほど分かっているのです。チャーシューをどんぶりに乗せたところで自来也の優しさが伝わってきました(こんなシーン、原作にはないけれどねv)。「あきらめないド根性」と、忍道は「曲げない」。二人の師弟関係はこれに代弁されています。

それにしても。
トビとイタチの設定は後付け感がしてならない。
まず、トビ。
暁の黒幕のクセに、尾獣の封印がまだ何回かある事にウンザリしている。尾獣狩りは必須なのに、消極的でとてもちぐはぐな感じ。ノルマは終わっているからなんて言っているし。
お面で顔を隠していたせいで結構トビの設定は自由度が高いと思いますが、正体を鬼鮫に明かす前と後では別の人間がなっていたとしか思えない。

イタチに対しては今後物語が進んでいった時に、改めて書きたいです。

アニメでは流れで、大蛇丸の死の方が角都や飛段の死よりも重要かのように伝えられていますね。
行間を埋める作業で。

木ノ葉の抜け忍で更に暁を抜けた大蛇丸と角都と飛段は組織の中での意識(位置)が違うんですね。角都と飛段は『仲間』。大蛇丸は殺してしまっても構わない人物だったわけです。

これから益々暁とは戦闘が激しくなるのに、まるで「本編はお芝居なのよ」的に感じさせてくれるおまけコーナーが良かったなぁ!

それとデンカとヒナのCVは井上和彦さんと竹内順子さんなのね。ナイス(^^)。
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No  262

アニメ【NARUTO】感想

「NARUTO-ナルト-疾風伝スペシャル カカシ外伝 ~戦場のボーイズライフ~」2009年7月30日放送
■339話
脚本/武上純希 絵コンテ/にいどめとしや 演出/三家本泰美 作画監督/小林ゆかり
■340話
脚本/武上純希 絵コンテ/香川豊 演出/高田昌宏 作画監督/徳田夢之介

待ってましたぁ、カカシ外伝!!!
重ねてバンザイ、森川帝王の君麻呂と波風ミナトの二役!!!

神無毘橋の任務を三代目と里の相談役のホムラとコハルが打ち合わせするシーンの加筆以外はほぼ原作通り。
以前、サスケが里を抜ける間際、カカシの大事な人を殺すとサスケが息巻いてた時、カカシには自分にとって大事な人は、自分の若気の至りが原因でもう居ない、と言っていました。その原因と(リンの死は今のところ不明)、今のカカシの性格が何に起因するのか分かる重要なエピソードがこれ。

人格にも忍としても優れた師 波風ミナト。通り名を『木ノ葉の黄色い閃光』。
そのミナトを隊長とし、エリート一族の落ちこぼれと、かつて『木ノ葉の白い牙』と謳われた天才忍者の息子、そして医療忍者のくノ一という小隊編成。どこか結成したてのカカシ班を思い起こします。
オビトはエリート出身であっても、落ちこぼれという点と人情が厚いという点で下忍なりたてのナルトに被ります。
とにかく掟を重んじるカカシとは合わないと、その才能を認めつつも、素直に喜んであげられないオビトの気持ちは分ります。
本当は以前からカカシだって仲間の大切さは分かっていたでしょう。
でも、亡き父の事があったから、義理人情よりも掟を優先させてきました。

◆カカシとサクモを考える

里の英雄で、その才能は三忍以上だったというカカシの父、サクモ。
仲間を取るか、任務を取るかの無理な二択を迫られ、仲間を取った結果の里の大打撃。
助けられたかつての仲間は、想像するに、今ある命はサクモのおかげであり感謝はしているが、大打撃の原因は自分らの身柄が敵に拘束された事にある。助けられた後、自分の保身を優先した結果、周りの中傷に乗るしかなかったのだと思います。大事な人や家族があった為の保身だったと思いたい。
三代目は情の厚い人物なので、できる限りの事をサクモにしてあげたと思いたいです。サクモにもカカシという守るべき子どもが居ましたし。
しかし任務放棄の責任と救った仲間を守る為に、サクモは命を絶ったのだと考えると納得がいくのです。
まだ幼いカカシにとって、サクモの死は想像以上のショックだった事でしょう。
父として、また尊敬する忍としての死。

サクモの死後、掟を重視するようになったのは何故か。
情を優先した父への反発からでしょうか?
多分父への反発ではなく、むしろ父を尊敬していたからだと思います。
模範的な態度を取ることで、サクモの評価を貶める事を防いだのだと思います。だってそうしなければカカシもろとも「やっぱり“あのサクモの”息子だから」と貶められてしまうから。
口に出して反発するよりも態度で、実績でカカシはサクモの威厳を守ろうとしたのだと。

ミナトの『自制心を口にするなら、口だけじゃなく、心も強くもたないと…』がそこを物語っています。

カカシの過去を知り、大好きなリンが敵に奪われた事によってオビトの写輪眼が開眼しました。今まで心のどこかに甘えがあって、そのせいで才能が引き出せなかったのかもしれません。しかし、開眼したのも束の間、オビトは命を落としてしまいます。敵側が起こした術からカカシを庇った結果の死。

オビトの目はカカシの左目として、これからその行く末を一緒に見て行く事になったのです。




こんな感動的な話で突っ込むのはナンですが、

●目を移植したリンの医療忍術ってスゴすぎ!!!

●肉体の一部分でも、元の持ち主の性格が宿る?
カカシに移植された左目!片方の目だけが泣いていました。


前回に引き続き、今回もイイ話でしたアップロードファイル


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