WIND OF MOON

アニメ、漫画(たまにドラマや音楽)の感想・雑感を気の向くままに綴っています。
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No  201

アニメ【NARUTO】感想

「サスケ登場!感動のNARUTO疾風伝スペシャル」2008年3月20日放送
■271話「再会」
脚本/西園悟 絵コンテ/熊谷雅晃 演出/熊谷雅晃 作画監督/津熊健徳
■272話「うちはの力」
脚本/西園悟 絵コンテ/福田きよむ 演出/福田きよむ 作画監督/Eum,Ik-hyun

回想シーンは 作り手にとって都合の良い時間稼ぎだと思う(あ、某作品みたく総集編ばっかは論外ね)。
今回もそうですが、1時間スペシャルとかいって内容はあまり進まないのに放送時間を長くして次回はお休みするくらいなら、毎回30分きっちりと放映してくれーーーーーー!!!

そうは言っても、時間稼ぎの使い回しと視聴者に悟られてしまうか、それとも回想だと好意的あるいはごく自然に受け止められるかは匙加減で変わってしまう。
今回上手いなぁ(巧くも旨くもある)と感じたのは、
サスケがサイの緊縛の術(勝手に命名^^;)を破り、屋根をふっ飛ばして屋外が露出した後。
アジトの通路からナルトがサスケの居る場所へ飛び出した時の演出。
暗い通路から飛び出したナルトに徐々に明るい陽の光が照らします。
そしてその後は殆ど回想を交えてナルトとサスケの繋がりを丁寧に描いていくのですが(物は言いようだわね;)、二人が別れた終末の谷での激闘で、ナルトが螺旋丸を、サスケが千鳥を炸裂させ、大ハレーションを起こした後暗雲が立ち込め、陽の光はナルトの顔を照らしながらも徐々に範囲を狭め、遂には降り出した雨と同時に消えてしまいました。
それはナルトの必死の引き留めも空しく、サスケがナルトとの繋がりを断ち切った瞬間でした。それを光で表したのだと思います。
それが、今回やっとの思いでサスケの元まで辿り着き、サスケに一方的に断ち切られた繋がりをもう一度繋げられるかもしれないという可能性・希望=光明を文字通り明るい光を(つーかまばゆいばかりの)ナルトに当てる事によって表現したところは原作通りでも色が着いたアニメは本当に分かりやすかった!(どうせ使い回すのなら、これくらい巧妙にやったらいいよ、日登りさん)
サスケがこのアジトにいると望みを抱きながら探していたとはいえ、実際に会えた瞬間、サクラもナルトも声を失っていたのに対しサスケは冷静で、その冷静さは静かにゆらめく髪の演出で表していたと感じました。ウマいよ、ぴえろさん。

演出の感想はこれくらいにして―
サイの真意は何なのか、
敵なのか味方なのか最後まで分からなかったと思います。
サスケの攻撃を牽制する為に引き抜いたサイの刃を見て、サクラはまたしてもサイが自分達を裏切ったと感じた様ですが、絵本を完成させた時のサイが心から見せた笑顔を見たナルトは真っ向からは否定しなかったですね。
多分任務は絶対だと思いますが、その任務を守るよりも大事な何か、それがナルトとサスケとの繋がりを守る事だと信じ、それを優先したサイには一点の曇りもなかった。任務を優先させる事は大事だがそれよりも仲間を大切にしないのはクズ以下、というカカシの言葉を思い出しました。サイのこの行動はそれに通じる感じが私にはして、この瞬間、サイがやっとカカシ班の一員になったと思ったのは私だけでしょうか…
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No  200

アニメ【NARUTO】感想

■270話「絵本が語る物語(ストーリー)」2008年3月13日放送
脚本/西園悟 絵コンテ/にいどめとしや 演出/阿野栄太郎 作画監督/Yang.Kwang-Seok

サイの兄 キターーーーーーーーー!!!

サイの兄ってあんな外見だったんですね。
いや~、いつもながらアニメは原作を補ってグッジョブですわ[m:87]
でもって、サイの兄は好みのビジュアルでしたわん♪
ナルトに似ているというサイの兄、セリフがあればもっとよかったのに…あれでは、
「口やかましくて、慌てん坊で、品がなくて、それにチン…」
の部分は何一つ感じられず、ただビジュアル的にかっこええ~って印象しかインプットされなかったわ(笑)。でも、つまづいて転んだサイに手を差し伸べた優しい面はよ~~く分かりました。
ああ、どちらにしても「チン…」のところは描写できないですわね(^^;)。

行動を共にし、兄の背中を見てきたサイにとって、兄が亡くなった喪失感から感情を捨てる事に傾いていった様に思えました。ダンゾウが無理にそうさせていたのではないだろうと。それは今後の展開から読めるのですが(まだそこまでの描写はアニメではありませんが)、多分サイ自身が感情を無くそうとしたのだと。でもそれなら何事にも無反応なら良かったのですが、そうできないのがサイが悪い奴になり切れない証拠なんですね。あ、“悪い奴”ではありませんがナルトやサクラにとって“嫌な態度をとる奴”ではありました(^^;)。

しつこく潜影蛇手ばかりを出してくる大蛇丸、一足先にサスケを探しに行ったサイの方に用があると、大した攻撃をせずに立ち去ったところを見ると、単にナルトで遊んでやろうと思ったとしか思えない。
それにしても、見逃してやるから暁を一人でも多く倒せって、なんか都合よくない?
まぁ、また九尾化されたんじゃ、アジトが破壊されちゃうしね(^^;)。

サイを信用していないのはヤマトだけでなく、大蛇丸もなんですよ。
アジトの中で、ナルトと一緒のサイに出くわした際、大蛇丸は「サイ、アナタはどちら側につくのかしら?」と言い、サイを試す為に潜影蛇手を出した時、サイは大蛇丸には加勢しなかったので、その後は「サイ“とやら”」と、サイが最初に大蛇丸に近づいた際の、自分側の人間ではなく(大蛇丸には“仲間”という言い方は合わない気がするので)、かといって敵側とも言い切れない曖昧な存在としてサイの後に“とやら”と付けて距離を置いていた。
一時はサイは大蛇丸に暗部のリストで信用させたのですけれどね…

サイはヤマトにも大蛇丸にも信用されていなくて(それは真実を伝えないからなのですが)任務の性質上それは仕方ない事なんだと思っています。

にしてもサイって信用していいのかどうか、連載当時はどっちなんだと思いつつ読んでいましたね。

ナルトやサクラの気持ちを逆なでして味方であるべき二人に敵愾心を抱かせたり、
大蛇丸についていったり、
裏切り者としてヤマトが捕まえたら、助けたカブトを裏切ったり、
サスケを助けると言っておいて、実はサスケの暗殺が任務だったり。

そりゃー、信用できなくなるわ(ーー;)

任務だったから仕方ないのだけれど…

敵は仕方ないとしても、味方にすら信用がおけないと思われるのだから身の置き所がなくて気の毒です。
だからこそ、感情を捨てろ、と言われていたのかもしれないと思うと、15かそこらの年齢の子にとってはキツいことだろうと思わざるを得ないのです。


●今週の突っ込み●

○忍法 鳥獣戯画でターゲットを探れるのなら、なんでもっと早くにやらないんだろう(^^;)。
あ、きっと「愛しのサスケちゃんを探し出すのはこのオレだ!」という内なるナルトの声がサイには聞こえたのね (なわけない、ナイ)。
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No  199

アニメ【NARUTO】感想

■269話「大切なモノ」2008年3月6日放送
脚本/西園悟 絵コンテ/サトウシンジ 演出/サトウシンジ 作画監督/堀越久美子

この場合の「大切なモノ」とは、
大切な人との繋がりという「物」ではない「モノ」と、
大切な人という意味での「者」との両方の意味なんですね。

ナルトやサクラのサスケへの思いが、サイの忘れ掛けていた大事な何かを思い出させました。決意の程を語るナルトの笑顔は作り笑いではなく、サイはこのとき初めて本心からの笑顔を理解した様な気がします。それだけナルトがサスケを助け出したいと本気で思っているのが伝わったのでしょう。

しかしカブトの読みは甘かったね…
確かに、ヤマトに縛られた時のサイにはまだナルトらを裏切る可能性があった。
だけれど、大切な繋がりを守るためにわが身の危険を顧みないナルトの一生懸命さが、サイに兄の記憶を呼び覚ませた様でした。ナルトの言葉の一つ一つが力を帯びて、サイの心を揺さぶったのです。

カブトが手裏剣を投げてサイを奪い、ヤマトの木遁術をかわすシーンはスピード感がありました。カブトに攻撃するシーンはアニメならではの描写で、原作は数コマでおしまいだったので、お子様、大喜び!(でしょうとも)

でもちょっとよろしいかしら?

●サクラが怪力で壊したハチの巣、あれってまるで白アリのアリ塚みたいでない?

●ハチの大軍をはらうカブト、あれは実はネジの変化です(エッ?)。つか、いつからカブトは回天が使える様になったんでしょ?

●捕らわれたままのカブトが尿意を催したらどうするのか。ヤマトの分身は手伝ってやるのか(ナニを?) え、ヤマト×カブトファンは大喜びだって?

●サイのローウェストは任務向きではないと思うのですが、回を増すごとに何故かローライズさが増していく気がするのは私だけ? つか、あの衣装すでにコスの域では? そしてサイの衣装は誰の趣味なんだ、まさかダンゾウ?(あわわ)。

●原作では寝返ったサイはカブトを羽交い締めする程度だったのに(げげぇ、『寝返る』だの『羽交い締め』だの萌えワードだ>蹴)、アニメじゃ腕を捻って押さえ込んでいる。
さて、貴女は『羽交い締め派』、それとも『跪かせる派』?ウヒヒ…
あ、羽交“いぢめ”も萌えない?(アホ)

●今更ですが、カブトって医療忍者だよねぇ。攻撃もなかなかだし、おまけに傷を治療できる。大蛇丸でなくてもこれは重宝しそうです。でも読めない性格が大蛇丸も手を焼いていそうです。

大蛇丸のアジトでのチーム編成、もうサイもナルトも文句を言いません。
特にナルトが不平を言わなかった事はサイもちょっと意外だったようです。ま、ね、仲良き事は美しき哉って、違う?


※今週の演出※

カブトに撃退されたハチをトカゲが捕食し、
ハチを捕食した途端に空から鳥に捕食されるトカゲ。
カブトの「藪をつついて蛇を出しかねない」というセリフを暗示しているのでしょうが、
果たして最後の鳥は誰を指すのか…原作にないアニメの描写を見て、感じました。

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No  198

アニメ【NARUTO】感想

■268話「繋がり」2008年2月28日放送
脚本/西園悟 絵コンテ/木村寛 演出/木村寛 作画監督/徳倉栄一

サイが暗部の根の者として任務を遂行する為に、感情がなく、上司・ダンゾウの手足となるべく特別な訓練を受けていたという事がヤマトからナルトとサクラに明かされます。

この場合、『感情がない』のではなく、『感情を持たない様にマインド・コントロール』する訓練と言った方が合っていると思います。

サイは、
今回のサクラがサイに語った通りで、

              サイ自身が言うほど感情を捨て切れていない

ということ。
サイは綱手や三代目とは違うタカ派のダンゾウの部下であることと、ナルト達の神経を逆なでしてきた経緯から特にヤマトから信用をおかれていない。
大蛇丸について行った時に落とした兄とのつながりである大切な絵本の最終頁である中央の未完成部分を、ヤマトは兄とサイが戦うと考えている。そしてサクラも、ナルトもそんな風に感じてもおかしくないと思っている。

●サイについて考えてみる●

サイは任務のために真実を伝えない事は多々あったと思います。
感情を殺す為に、
再不斬の出身・血霧の里の仲間殺しの悪習を引き合いに出され、兄を殺したとの疑いをヤマトにかけられた時のサイの顔は笑っていません。
兄を殺したのはサイであると告げられた時、サイは即座に真顔で否定しています。
でも病気で死んだ、と言った時には例の作り笑いを浮かべています。兄の死因は多分病死ではないのでしょう。

サイが所属している暗部の根には身寄りのない子どもが多くいて、そんな中でみつけた兄とのつながりはサイにとってとても大切なものだったのだと想像します。
その兄の為に描いた本の完成を待たずに兄は死に、生きた兄と感情を通わせられなくなったサイにとってその本が唯一今は亡き兄とつながっている証になったのでしょう。

任務の為には感情は邪魔である。それならばわざわざナルトやサクラの感情を逆なでする様な言動はしない筈だから、あれは感情を持つなと命令されているサイの、自分を保つ為のせめてもの抵抗だったのではないか、と考えたのです。

前後しますが、
サイの兄が死んだ時どんな顔をしたらよかったのか、とサクラに問うた事もありました。
それには、悲しみを感情の赴くまま表す事を禁じられたサイの悲しみが伝わってきました。
身寄りのない中で見つけた、兄の様に慕っていた人が死んでも悲しむ事のできない悲痛さ。
サイはナルトやサクラと年もほとんど変わらないのですから、感情を表せない事は酷だと思います。

里から忌み嫌われた幼児時代を送ったナルトと、
感情を殺し存在しないものとして、ダンゾウの手足として生きる事を強いられたサイとではどちらが苦しいのでしょうか。
簡単に比較できるものではないですが、ナルトは忌み嫌われていた時でも存在を認められていました。

ナルトは血がつながってもいないサスケを必死に助け出そうと思っている。
サスケを誰よりも自分を認めてくれた一人と話すナルトに、絵がうまいと誰よりもサイの絵を褒めてサイを認めてくれたサイの兄とサイとのつながりがだぶります。
相手が自分よりもずっと強かろうが、挑むことで命が脅かされようとも、ナルトはサスケに自分の存在意義を見出しているのではないかと感じます。
サスケがナルトを何とも思っていないと言われようが、ナルトの自覚と食らいついていくことでつながりをたもつ事がナルトを動かしているのでしょう。

サクラに本を返された事で、サイはその本が兄とのつながりを守るものだったという事を思い出しました。
そして忘れようとしていた人としての感情を、ナルトの言葉と意気込みでしっかりとサイの心に繋ぎ止められた瞬間でした。
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